ビリビリ動画のアニメコンテスト企画「小宇宙计划」のショートアニメMV「COLOURS」が素晴らしすぎたので紹介しておきます。
というかこの映像、そういうことだったのか!
▼《COLOURS》
▼Youtubeでも公開されていたので追記
「COLOURS」
都会で夢を追う鈴。しかし現実はそんなに甘く無い。キラキラした青春のひとときを色鮮やかに描くショートアニメ最新作。
監督:丹治 匠、董 易
主題歌: 「Grey Butterfly」@kumamiyu2018
プロモーションムービー公開致します!ぜひ、本編も楽しみにしてください!https://t.co/7cBwQ21EAY— 絵梦株式会社(公式) (@tokyo_emon) November 18, 2020
この「COLOURS」は昨年ハオライナーズ(絵梦)から告知があった作品で、実は日本の配信サイトでもフルバージョンが配信されてはいたようなのですが、紹介しようと思った時にはすでに配信終了になっていて残念に思っていたんですよね。
そんなところ、本日ビリビリ動画のアニメコンテスト企画「小宇宙计划」のプロモーションMVとして突然一般公開されてびっくり。
ちなみに監督は『君の名は。』『秒速5センチメートル』の美術監督を務めた丹治匠さんです。
▼監督のコメントやストーリーについてはこちらで紹介されています
丹治 匠監督最新作のショートアニメ『COLOURS』
物語の主人公はアニメ制作会社で働いているアニメーター「鈴」。
会社で大きな仕事を任されて忙しく奮闘しますが、思うようにはならなずに葛藤する日々。
この「COLOURS」のアニメ制作を担当しているのは、ビリビリ動画の「小宇宙计划」で最優秀賞を受賞し現在アニメ映画「龙心少女」を制作している「摔跤社(STUDIO TUMBLE)」。
そんなわけでこの上の画像でフランスパンを持っているのは「アリタの試練」や「龙心少女」に登場するアリタで、この作品のアニメ制作会社もStudioTumbleをモデルにして描かれているみたいですね。
そして担当したアニメがビリビリコメントで馬鹿にされているのを見て落ち込む鈴。
(※実際のアリタの試練はビリビリでも非常に評価の高い作品です)
自信を無くして実家に帰った鈴が見つけたのは、幼い頃に父と描いたスケッチブックの絵。
※ちなみにですがこの部分の歌詞字幕は少し間違っているような気がします。
中国語訳の方は正しいと思いますが、英語字幕の「I’m always imitating all I see」の部分は正しくは「from all the beauty that I see」のはず。
絵を描くのが大好きで、アニメーターへの夢を抱き始めた頃の初心を思い返して、再び夢へと向かって進んでいく鈴。
なるほど、当初日本でプロモーション映像が公開されたときは気付いていませんでしたが、これはアニメーターへの夢を追い続ける人たちを応援するための映像で、ビリビリ動画「小宇宙计划」のテーマに沿った作品だったんですね。
この作品のストーリーは個人的にも琴線に触れるところが大きいのもあるのですが、映像も歌も素晴らしくて観ていると堪らず涙がボロボロこぼれてしまいます・・・。
熊川みゆさんによるこのテーマソング「Grey Butterfly」には日本語バージョンもあり、この日本語バージョンの歌詞表現もまた本当に素晴らしんですよね。

英語版「Grey Butterfly」とは歌詞の意味も少し違うところがあって、特に「夢に合わせて整えた形 不格好でもいい」という歌詞が本当に心に深く刺さってきます。
限られた人生の時間の中で夢に合わせた生き方が出来ていたのかどうか、この言葉を見ただけでも様々なことを考えさせられて心を揺さぶられる重みを感じてしまう歌詞なんですよね。
英語版、日本語版どちらもそれぞれの良さがあって素敵すぎます。
またこの作品の作画監督・キャラクターデザインを担当されているのは、StudioTumbleのZane(刘子涵)さんのようです。
My character design in “COLOURS”. pic.twitter.com/GHac9ugbjt
— Zane (@Zane51270) July 22, 2021
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アニメーション映像・音楽・ストーリー、どれも素晴らしい最高の映像作品でした。
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打首獄門同好会のサクガサク見とけよ管理人