中国のボーカロイド・洛天依(ルオ・ティエンイ)の原创曲「夢想→World→歌唱」。
オリジナルはビリビリ動画です。
[2013拜年祭]【洛天依】夢想→World→歌唱【PoKeR】【PV付】
曲名:夢想→World→歌唱
作曲:打牌的初音
作詞:杏花包子
PV:冰镇甜豆浆
イラスト:历历路路 兔没毛
有点小紧张 站在这舞台上
百老汇的灯光 照在脸上
表情好慌张 搞不清楚情况
总之 且听我把这歌儿唱一唱
この舞台に立って少し緊張しています
ブロードウェイのライトが私の顔を照らしている
状況がよく飲み込めなくて表情も落ち着かないのですが
要するに、どうかひととき私が歌うこの歌を聴いてください
一二三四 快点收拾好行囊
拿起吉他准备走 和我一起出发
1、2、3、4 素早く旅行の準備を整えて
ギターを握って出発の準備をしたら一緒に出かけよう
不要紧张 芝公园的天还亮
第一个音开始响 点亮东京铁塔
慌ててはダメ 芝公園の空はまだ明るいんだ
最初の音を鳴らし始めて 東京タワーを明るく照らしだす
悉尼歌剧 院门前偷听高雅
和毛利人的大家 蹭鼻子问好吗
シドニーオペラハウスの前ではその上品さをこっそりと聴く
マオリのみんなとは 鼻をすり合わせてご挨拶
穿着草裙 有点害羞的人家
只要唱起歌来就 把什么都忘啦
フラダンススカートを履いて ちょっと恥ずかしがる人たちも
歌い始めてしまえば そんなことは全部忘れてしまう
想要住在 亚马逊树上的家
谁让森林里好多 能吃的东西啊
アマゾンのツリーハウスに住んでみたいな
森の中にあるこんなに沢山の食べ物は一体誰が作ったんだろう
布鲁克林 黑人唱着的哟哈
中央公园的长凳 是不是休息下
ブルックリンでは黒人の人たちが歌っている「ヨー! ハー!」
セントラルパークのベンチでちょっと休みませんか?
但却忍不住摆弄手中吉他
拨片不知道什么时候右手上拿
だけど、手に握っているギターをいじりたくてウズウズしてしまい
いつの間にか右手はピックを持っている
旋律就像奶茶 歌词就是糖砂
轻轻泯唇品尝 舌尖甜甜融化
メロディーはまるでミルクティーのよう 歌詞はお砂糖
軽やかな口どけ 舌先でとろける甘さを味わう
风指挥着树林的交响
穿过缝隙洒下的一束阳光
風は樹林の交響楽団を指揮している
隙間から差し込み降り注ぐ陽の光
是否有人会跟着旋律哼唱
下一个和弦变成G会怎样
どなたか一緒にメロディーを口ずさみませんか
次のコードをGに変えてみるのはどうかな?
尽情的歌唱
就算没人欣赏 我也要
思う存分に歌い尽くす
たとえ誰の耳に届かなくとも それでも歌いたい
自由的歌唱
藏在胸膛 那小小的梦想
自由に歌い続ける
この胸に秘められた小さな夢を
我想要歌唱
就算被人诽谤 也不会退让
私は歌いたい
たとえ誰かから誹謗されても それでも逃げたりなんかしない
我只有歌唱
才有存在于 这世界上的希望
ただ歌うことだけが
この世界に存在することの希望を与えてくれるのだから
谁奏那离愁曲绕梁
备一身行头我们再出发
あの別れの歌を奏でているのは誰だろう
身支度を整えて再び出発しよう
五六七八从小到大听的歌谣
为什么伦敦桥还没倒下
5、6、7、8 小さなころから聴いている民謡
どうしてロンドン橋はまだ落ちてないの?
穿过土耳其海峡 听说非洲农业不发达
真可惜没带金坷垃
トルコ海峡を通り抜ける アフリカ農業はまだ未発達だと聞いたことがある
金坷垃を持ってこなかったのは本当に残念だ
走过许多国家牛奶虽然都不掺假
只是如何都放不下想要回家
たくさんの国を通り過ぎる どの牛乳も混ぜ物なんて無いけれど
それでもやっぱり家に帰りたいという思いは忘れられない
就算切糕再大 就算空气再差
不管什么模样 我永远爱着它
たとえ切糕がどんなに大きくても たとえ空気がどんなに悪くても
どんな姿でも構わない 私は永遠にそれを愛し続ける
就算会受伤
或许付出信仰 也无法
もしも傷ついてしまったら
信念を曲げることになるかもしれない でも私には出来ない
让它变更强
藏在胸膛 那小小的盼望
強く変えていく
この胸に秘められた小さな願いを
若我们赞扬
就算别人诽谤 又会怎么样
もしも私たちが褒め称えあうのなら
たとえ誰かが誹謗しても それが何だっていうの
谁不曾向往
成为屹立于 这世界上的炎黄
かつて誰も抱かなかった夢
この世界にそびえ立つ炎黄になる
音楽という夢とともに世界中を旅する歌のようですね。
曲中に出てくる「金坷垃」は農業用肥料の商品名で、CMが面白いことで中国のネット界で大ブームになっていました。中国の動画サイトでは金坷垃ネタの動画がかなり大量にあります。
ニコニコ大百科に項目も作られるほど
ニコニコ大百科 金坷垃
金坷垃モノは個人的にはこれが大好きです。というか頭から離れない・・・
中国の牛乳は中国自虐ネタとしていたるところで使われていますね。
「便秘に効果的な素晴らしい中国国産牛乳」なんて書き込みを良く見かけます。
「切糕」というのは初めて知りましたが、ウイグルの伝統的な巨大ケーキのことみたい。(何十キロもあるらしい)
なんで空気の悪さと並べられるようなネガティブな表現になっているのだろうと不思議に思ったのですが、どうも「切糕」の切り売りで悪徳な商売が行われていたことから昨年の流行語になったようですね。
切糕はこんなのです。
歌詞は「就算会受伤 或许付出信仰 也无法」のあたりがちょっと難しくてよくわかりませんでした。
「付出信仰」は「信念を支出する=信念を売り渡す?=信念を曲げる?」みたいな意味なんだろうか・・・。
コメントを残す