中国の新作アニメ企画「吴承恩缉妖录」の予告映像が公開されていたのでちょっとメモ書き。
▼「吴承恩缉妖录」予告映像
「吴承恩缉妖录」は、人気WEB小説「吴承恩捉妖记」を原作としたアニメ化作品のようです。
アニメ制作は火天大有。
ひょうたんを持ったセクシー金角姐さん。
大張一刀流で迎え撃つ銀角姐さん。
ストーリーはあまり詳しくは知らないのですが、金角・銀角といったキャラクターが登場する通り西遊記ベースなお話でありながら、主人公たちは孫悟空一行ではないようですね。
その理由はこの作品のタイトルと登場人物の名前にあるようです。
▼そんなわけで主要登場人物
たぶん主人公の「吴承恩」
捉妖人(封魔師的な人)であり、小説を書くのが趣味な人。
そして「吴承恩」というのは西遊記の著者とされる歴史上の実在の人物の名前。
この予告映像の中でも小説を書いている描写があるとおり、つまりこの作品は吴承恩が自身の旅の中で得たインスピレーションから「西遊記」を書き綴っていくという物語なんですね。
恐らくメインヒロイン「李棠」
刀の使い手で、「自在斬」という技を使うらしい。
銀角さんの服だけを斬ったように、斬る対象を制御できるということなのかな。
おおむね修行僧の「青玄」
寡黙で強い修行僧。
古代が舞台でありながら現代風でノリノリなBGMもそうなのですが、このコミカルな敵キャラの様子が2010年の中国アニメ「西遊記」を思い出してしまいます。
▼2010年版「西遊記」
このオープニングソング楽しい。アオアイオー
「吴承恩缉妖录」の本編公開までにはまだだいぶ時間が必要なんじゃないかと思いますが、また楽しみにしておきたいと思います。
最早このレベルのアニメーションは中国じゃ当たり前となっているんだけどね
未だに「中国アニメは日本より劣っている」とか言ってる日本人を見ても負け惜しみにしか聞こえない。
そういう人って中国のアニメ事情がひと昔の前のまま止まってて現状が見えてないんだろうな