中国で新バーチャルシンガー「嫣汐(yān xī/イェンシー)」が誕生したようで、初PVが公開されました。
最初はてっきりUTAU音声ライブラリかと思ったのですが、どうも「MUTA」という中国独自の歌声合成ソフトの音声ライブラリとして開発されているらしい。マジで!?
来自:weibo @AnHeiC
「嫣汐」は西安优他动漫制作设计という企業で開発されている歌声合成ソフト「MUTA」の初ライブラリとのことで、開発の中心となっているのはAnHeiCという人のようです。
▼一応「嫣汐」の公式サイトはこちらのようです
「嫣汐」公式サイト
▼「嫣汐」の初期デザインイラスト
来自:weibo @AnHeiC
▼「嫣汐」の簡単なプロフィール
来自:http://mnls.xaydbb.com/
▼このPVのMMDモデルはYYB式初音ミクのYYBさんによる嫣汐モデルのようです
(●’◡’●)ノ嫣汐!♥~~~ pic.twitter.com/xDOTeIa60R
— YYB (@1035517017) 2014, 12月 12
凄いぞ!
▼MMDモデルはこちらで配布されています
YYB式嫣汐ver 1.0 (CHN)
曲も歌声も3DモデルもPVもめちゃめちゃ気合が入っていて驚きます。
楽しい。
しかしこのPVは何かが気になります・・・
なにが気になるのかというとこのPV、どうにも中国ボカロ界の有名PV師・某発光Pっぽい感じがしてしょうがありません。
▼こちらは某発光Pによる洛天依のMMD-PV
ちなみに某発光Pは色々とごたごたがあったようで、昨年の8月に微博アカウントを放置して新しいことを始めるような謎のコメントを残して姿を消していたのですが、まさかと思ってこの嫣汐「专属权」PVを制作している「三面玲珑」 さんの微博を辿ってみたら・・・、どうも三面玲珑さんの初ツイートはその某発光Pの謎のコメントの翌日となっているようです。
・・・いやぁ、偶然って恐ろしいですね!
▼「专属权」のフルバージョンはこちら
ところで、台湾のUTAU「夏語遙」、台湾ボカロ「心華」、中国3Dアイドル「紫嫣(Violet)」、そしてこの「嫣汐」と、ここ最近立て続けに中国ボカロ「洛天依」のライバルとなるバーチャルアイドルが誕生しているのですが、そんな中で「洛天依」を展開するVOCANESEの任力社長の退任が先日突然発表されました。
weibo 任力社長退任のお知らせ
一体何が起きているのか定かではありませんが、
これはもう中華バーチャルアイドル戦国時代の幕開けを予感せざるを得ません!
来自:weibo @屎神WC
ちなみにこの中では意外と「紫嫣(Violet)」が最近一番派手に活動しているようで、かなり大型のイベントをぶっ放して攻勢に出ています。いやはや、どうなることやら。
・・・ちゃに丸はひっそりと东方栀子を応援しています
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