悪戯好きでワガママな魔法狐が可愛いアニメ「瑶玲啊瑶玲(yáo líng a yáo líng/ヤオリンアヤオリン)」
製作は韓国のソウルムービー。2003年製作らしいのでもう10年近く前の作品ですね。
正直最初に見たときは侮っていましたが、これはかなり面白いアニメだと思います。
話は天上界に住む魔法狐・瑶玲(yáo líng/ヤオリン)のイタズラで天上界の宝「圆梦书(yuánmèng shū/ユエンモンシュー)=夢を叶える本(ドリームノート?)」を紛失してしまうところから始まります。
瑶玲は圆梦书を紛失した責任により地上界に追放になり、1000年間の猶予の内に圆梦书を見つけ出さなければならなくなったのですが、遊び好きの瑶玲は999年間地上で遊び続けてしまい残された時間は1年となってしまった。
夏休みの宿題に追われる子供のように、流石に焦りを感じて本格的に圆梦书探しを始める瑶玲。そこで出会ったのは1年前に母親を亡くして寂しさが抜けきらないでいる少年・江贤(jiāng xián/ジャンシエン)。江贤は読書好きの少年なため、ことあるごとに瑶玲の圆梦书探しに巻き込まれるのですが、そんなことをしているうちに次第に江贤と瑶玲の間に友情が芽生えてゆく・・・っといった感じのストーリーです。
とにかくうるさく騒ぎ回る瑶玲が可愛くて、そんな瑶玲に振り回される江贤とのやり取りも楽しいです。
魔法狐の瑶玲は普段から魔法が使えますが、魔法少女に変身することで一時的に普段より強力な魔法が使えるようになります。変身後の名前は瑶兰(yáo lán/ヤオラン)。変身すると性格も少し変わるようで、瑶玲と比べて少し落ち着いていて理性的な感じ。(あくまで少し)
魔法少女と所謂お供的なマスコットを兼ねるハイブリッド魔法少女。エコです。
ところでこの瑶玲の変身シーン、ステッキで叩く姿や魔法陣の表現になんだか既視感が。そう、カード集めの小桜さん的な何かが・・・。映像よりもむしろBGMがそっくりなところが気になります。
何かスタッフにも思うところがあったのか、この変身シーンは僅か5回で新しいものに変わっています。
エンディングの独特な雰囲気もとても好きです。
実はこの作品もしばらく中国アニメだと思っていたのですが(だって配信サイトに中国国産と書いてあったんだもん)、韓国アイドルが登場する回があって何か変だなぁと思ってよくよく調べてみたら韓国アニメでした。まぁ韓国の公式サイトでもCCTVで放送していることを明記していたので、アンオフィシャルなものではなさそうです。中国サイト側の説明だと中韓合作作品とされていますけど、中国は放送権を購入して吹替えしただけだろうなぁ。
そんなわけでこの作品は結構色んな国に輸出されていたようです。確認したのは下記で、括弧内はそれぞれの国でのタイトル。いずれの国でもなかなか評判は良かったみたい。
・韓国(요랑아 요랑아、ヨランヨラン)
・中国(瑶玲啊瑶玲)
・台湾(魔法小迷狐)
・アメリカ(Hey, yo Yorang!)
・ロシア(Моя маленькая лисичка、My Little Fox)
韓国アニメに詳しくはないのですが、10年前の作品でこの出来なら韓国アニメとしては名作と呼べるアニメなのではないでしょうか。普通に楽しめる作品です。
これ、初中の時大好き!超ー好き!
このアニメは私も大好きです
暖かい気持ちを感じる作品ですね
is indeed a Korean animation,
The meaning of “China-South Korea cooperation” is that China and South Korea have signed the “TV broadcast rights” and “role business rights”.
And the expected cooperation between China and South Korea
However, many Chinese audiences think that is an animation produced by China.
は確かに韓国のアニメで、
「中韓協力」の意味は、中国と韓国が「テレビ放送権」と「役割事業権」に調印したことです。
そして、中国と韓国の間で期待される協力
しかし、中国の多くの視聴者は、は中国が制作したアニメーションであると考えています。