中国アニメ「乌龙小子(wū lóng xiǎozi/ウーロンシャオズ)」。
2011年製作で、製作会社は上海美术电影制片厂。
福建省のお茶文化発展プロジェクトとして製作されている作品みたいです。
気になりつつも3度サムネバイバイしたのですが、4度目でやっぱり気になるので見てみました。見てみると意外と楽しめる作品です。このアニメは主人公(乌龙)の目つきで相当損をしてるんじゃないだろうか。
「乌龙小子」は下記の動画配信サイトで視聴することができます。
CNTVの「乌龙小子」配信サイト
全78話の予定で、現在は一期目の26話が公開されています。中国サイトの情報によると一期は「喊茶之旅(お茶を呼び覚ます旅)」、二期は「斗茶之旅(お茶の闘いの旅)」、三期は「海丝之旅(海のシルクロード)」とタイトルが付いていますが、もしかするとこれは企画段階のものかもしれません。
一期目の内容は少し見た感じだと「神茶茶籽(shén chá chá zǐ/シェンチャーチャーズ)=神のお茶の種」を呼び覚ますための21個の種子を探す内容のようです。
ピンチになるとまずお茶を飲む。道端でも突然お茶会が始まります。
「先吃口茶吧(xiān chī kǒu chá ba/シエンチーコウチャーバ)=まあとりあえずお茶飲もうよ」が乌龙兄貴の口ぐせです。
茶葉をまとい、茶葉で身を守り、茶葉で攻撃する茶の達人達。
海を切り裂き、岩をも砕く茶の力。
長距離移動用「茶葉コプター」。移動ももちろんお茶の力です。
ちなみに夕方でも夜中でも「茶葉コプター」が登場するシーンが青空なのはきっとお茶の力によるものだと思います。お茶は偉大
オープニング曲も最初はチープだなぁと思ってましたが、聴いているうちにちょっと楽しくなってきました。つい口ずさんでしまうような頭に残るメロディーです。
上記の歌詞で気になったので調べてみたのですが、乌龙茶は別名「青茶」と呼ばれていて、绿茶、红茶、白茶、黑茶、黄茶、青茶で中国の六大茶とされているようです。これに花茶(ジャスミン茶やハーブティー)を入れて七大茶と区分することもあるようですね。
やっぱり乌龙が気合を入れるときのこの顔はどうかと思う。
危ない葉っぱ食べたりしてませんか・・・。
海妞(hǎi niū/ハイニョウ)は可愛い。怒ると真っ赤に燃え上がります。
ちなみに「乌龙小子」プロジェクト予算はなんと3500万元(約4億3000万円)とのこと。中国のテレビアニメ作品としてはかなりの規模のようです。
そこまで凄い作品には見えませんけど、まあ自分は結構好きですこのアニメ。
お茶で闘う・・・か
闘茶
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