中国アニメ「翼飞冲天之天际战骑」の第8話
欲望とは本来生き残るための術である
▼「翼飞冲天之天际战骑」 第8話
畸咕 「そんなに沢山・・・全部食べるのに二時間はかかるだろう」
ルギー 「だって美味しすぎるんだもん!美味しすぎるんだも~ん!」
畸咕 「どうして二回も言う必要があるんだ」
ルギー 「大事なことだからよ」
大事なことなので二回言いました
そんな笑顔で言われたら何も言い返せません
そんなわけで今回はルギーが狂ったようにケーキにはまってしまうお話のようです。
▼ケーキを食べながら重大なことに気付くルギー
ルギー 「納得できない!」
ルギー 「こんなに美味しい食べ物を、私以外の人が味わうことができるなんて納得できないわ!」
ルギー 「他の誰にも食べさせない!これは私だけが食べるのーーー!!」
スイーツに魅了されてご乱心のルギー様
超気合入ってます
畸咕 「ふむ、欲望は本来生命の活力源だ」
畸咕 「そのように忠実な生存方法を選ぶことは素晴らしい・・・」
ルギー 「アムアムアムアム」
完全に本能だけで行動する何かになってしまわれたルギー様
そう、甘味は女の子を狂わせるのだ・・・
▼主人公たちは誕生日パーティー開催中
みんな 「誕生日おめでとう」
玉铃 「ありがとう、みんなも思いっきり楽しんでね」
白虎 「どこどこ?一体どこにあるの?ケーキはどこにあるのよー」
今日は玉铃(ユーリン)の誕生日パーティーなのに、肝心のケーキが見当たらないご様子。
どうも街中のケーキ屋が襲撃されてケーキが全て奪われてしまったらしい。
ケーキを楽しみにしていた白虎(バイフー)が必死に探している姿が可愛いぞ。
(ひょこっと引っ込む動きとか特にいい)
そんなわけでケーキ屋を襲撃しまくるルギー様&ミツバチメカを追いかける主人公御一行。
今回の戦闘シーンはメカが空を飛び回るのでスピード感があってなかなかいい感じです。
ミツバチメカは手強いようで返り討ちに遭ってしまう主人公御一行。
▼そのころの兰兰(ランラン)
玉铃ママ 「兰ちゃんは何が好き?」
兰兰 「お兄ちゃんが好き」
玉铃ママ 「いえ、食べ物の話よ」
兰兰 「食べ物ならクレープとかが好きです」
(暫くして・・・)
玉铃ママ 「兰ちゃんは何が好き?」
兰兰 「お兄ちゃんが好き」
大切なことなので何度でも言う兰兰(ランラン)
一人っ子政策が敷かれる中国全土数億人のお兄ちゃん予備軍の歯噛みが聞こえてきそうです
ちなみに主人公御一行は手作りのケーキでルギー様を誘き出すつもりのご様子
▼玉铃の手作りケーキに対するルギー様の評価
クソ不味い玉铃のケーキを食べさせられたルギーのこの表情がたまらない
▼そんなわけでミツバチメカは手作りケーキをバカにされた玉铃の怒りで爆散させられてしまいました・・・
▼喜びの舞を踊る玉铃
▼今回のまとめ
ルギー 「痛い痛い痛い!パパ助けてー!」
畸咕 「どうやら虫歯というものになってしまったみたいだな」
ルギー 「虫歯?どうすれば治るの?」
畸咕 「虫歯を治療するにはこうするのだ」
ルギー 「やだやだ、そんなの嫌!あーーー!!」
甘いものばかり食べていると恐ろしい目にあうことを教えてくれています。
そう、欲求というのは本来生物が生きていくうえで必要なものではありますが、現代の人間社会のように急激に発展・変化した環境のなかでは人間の体の方が環境に追い付いておらず、不自然なまでに高純度に精製された糖質や、歯磨き効果を生まない柔らかな加工食品などを、祖先から受け継いだままの欲求に任せて摂取すると逆に体を壊してしまうということなんですよね。
特に長年飢餓を経験してきたアジアの人々は欧米に比べると飽食に対する耐性が低いとのことで、この飽食の時代で精製加工食品を欲求のままに食べ続ければ、あっという間に内臓疾患・糖尿病(いわゆる生活習慣病)にも見舞われてしまうとか。
つまり、欲望は生物として生きていく上で不可欠なものとしつつ、現代人として生きていく上ではそれを理性でコントロールしなければいけないのだという大切なことをこのエピソードでは教えてくれていたわけです。
深い、深いぞ「翼飞冲天之天际战骑」!
来自:http://gao-y.hatenablog.com/entry/2015/01/26/100418
ママはコントロールしきれなかったようですね・・・
(おまけ その1)
その他今回の大変可愛いルギー画像
(おまけ その2)
蜂型メカを追いかけるヘリに過剰反応してしまった人は大往生
7話がリンクされてますよー。
それにしてもルギー親子は普通にいい親子ですなー
ありがとうございます。
ブラウザによって違う話数が表示されるようになっていたので気がついてませんでした・・・。
>一人っ子政策が敷かれる中国全土数億人のお兄ちゃん予備軍の歯噛みが聞こえてきそうです
現在は事実上廃止になるようです、少子高齢化からって、あの国もだった。