中传合道(One & All Animation Studio)による新作中国アニメ「丹青先生」の予告PVが公開されました。
個人的にこれはとても好みな感じなので気になります。
▼「丹青先生」予告PV(というか恐らくオープニング映像)
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中国を感じさせるこのオープニングタイトルがすでに良い
たぶん主人公の丹青先生? 芸術家のようです
なぜか仕草が色っぽい
ストーリーはまだ不明でどういった関りで登場するのか分かりませんが、関羽や諸葛亮といった歴史上のキャラクターや神仙も登場する作品のようです。
このお色気じじいのアニメーションがたまりません
ヒロイン?
人物のアニメーションも独特で面白いですよね
そしてやはり無駄にセクシーな動きの丹青先生
塩の恋人ならぬ、筆の恋人なのだろうか
話によると2018年に全26話のアニメシリーズとして公開される予定だそうです。
制作は北京中传合道。北京中传合道は最近になって名前をよく見るようになったアニメスタジオなのですが、やはり設立は2015年と比較的新しいスタジオです。どうも名前と今までの制作実績から察するに中国传媒大学と関りが深いスタジオのようです。
以下、北京中传合道についてのお話
▼中传合道の実績として紹介されている中国テレビアニメ「淮南子伝奇」
「淮南子伝奇」は中国传媒大学が全面的に制作協力した中央電視台(CCTV)のアニメ作品です。
あまり中国ネット上で話題になることはないのですが、なかなか面白いアニメなんですよねこれ。好きです
▼「淮南子伝奇」の番宣映像
▼ゲーム「陰陽師」のPVアニメを制作していたのも北京中传合道
▼そして北京中传合道の今後の目玉作品とされているのがこの「姜子牙」
この作品もまた中国传媒大学によるアニメ映画企画として3年前に予告映像が公開された作品です。
「姜子牙」と少しタイトルを短くして、2019年に上映予定であることが先日告知されました。
さらにこの「姜子牙」の監督が意外な人物で、中国传媒大学の卒業生であり、卒業後にアメリカでアニメ研究を行っていた程腾(Eric Cheng)さんが監督であることが発表されています。程腾さんはアメリカ留学から帰国し、北京中传合道のスタッフと合流して「姜子牙」を制作することになるようです。
▼アメリカ留学中の程腾さん作品
つまり北京中传合道は、中国传媒大学が広く人材を確保して商業向け作品を制作するために設立したスタジオといった感じなんでしょうね。
「丹青先生」と「姜子牙」はとっても期待しています。
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