中国のWEBアニメ業界を開拓した伝説のアニメ「十万个冷笑话」スタッフによる新作WEBアニメ「镇魂街」。
だいぶ書くのが遅くなりましたがとりあえず第1話
▼「镇魂街」第1話
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最近中国のWEBアニメも数が増えていて、とっくに本編始まっているのに1話も書けてない作品が多くなっていますが少しずつでも書いていきます。
▼とりあえずな主要登場人物紹介
夏铃(xià líng/シャア・リン)
建築系大学卒業間近で就職活動中のご様子。
就職活動は上手くいってないっぽい。
原作設定通りなら18歳
曹焱兵(cáo yàn bīng/ツァオ・ヤンビン)
鎮魂街に現れる亡霊(悪霊)たちの魂をコントロールする鎮魂将という役目を負っているらしい。
原作設定通りなら20歳
曹玄亮(cáo xuán liàng/ツァオ・シュエンリャン)
曹焱兵の弟くん。
许褚(xǔ chǔ/シュ・チュ)
曹焱兵の守護霊的な何か。
確か三国志とかに出てくる武将ですよね。
三国志系にはとっても疎いのですが、ちょっぴり遊んでた三国志大戦で出てきたので私も名前だけは知ってます。
就職活動が上手く行っていなかった夏铃は、夜中にかかってきた採用面接の連絡に喜び勇んで「鎮魂街」という見知らぬ街に迷い込んでしまう。
どうも「鎮魂街」は普通の人間は入ることが出来ない亡霊たちが住む街のようです
「鎮魂街」では鎮魂将と呼ばれる曹焱兵が亡霊たちを退治。
消滅させることが目的ではなく、屈服させてコントロールするといった感じなんでしょうか。
原作をちゃんと読んでるわけでもないのでまだよく分かってません。
映像は動きの多いバトルシーンでは3DCGが使用される作画・3DCGハイブリッドアニメになっているようです。
3DCGも結構上手く馴染んでいて違和感がそれほど無いですね
このシーンはちょっと動きが軽くて変な感じでしたけど、まぁそこはモーションの問題ですかね
エンディングもかっこいい
ほんの2年程前まで(確か数人程で?)低コストFLASHアニメを作っていた「L2 Studio(卢恒宇和李姝洁工作室)」がこんなアニメを作り始めるなんて、中国アニメ業界の変貌は本当に目まぐるしいですね・・・。
私も若干ついていけていません。
あと今までの中国アニメの多くは、アニメ声優の人材不足から同じ人ばかりが声をあてていて違和感のある配役が多かったのですが、最近のWEBアニメでは声の違和感は少なくなっているように思えます。
声優人材も徐々に増えているということなんでしょうね。
また今後も楽しみにしておきます
(おまけ)
「镇魂街」は山新が所属(というより創設メンバー?)する中国の声優事務所「北斗企鹅工作室」が声を担当しているのですが、先日中国で公開された「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」の吹き替えも「北斗企鹅工作室」しています。
しかもなんとドラえもん(哆啦A梦)役は山新!
「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」中国吹き替え版のドラえもん役は、なんと中国ボカロ「洛天依」の中の人でお馴染みな人気声優・山新が担当しているようです。山新がドラえもんとは胸熱 https://t.co/LmNkDfvIRm pic.twitter.com/AQz1JTWp7y
— ちゃに丸 (@chanimaru) 2016年7月26日
「北斗企鹅工作室」は最近ではディズニー系のアニメ映画吹き替えも手がけるようになっており、どんどん大きくなっているみたいです。
これもまた「十万个冷笑话」が生んだ功績なんでしょうね。凄いぜ
遅いね。上部もう終わりましたよ。
Youtubeで鎮魂街アニメ全話が無料で公式配信されてるのはもっと知られるべきだと思います。
しかも日本語字幕も付いてます。
最近になってから紙媒体で原作コミックの和訳版が発行されましたし日本のファンも増えて欲しい。