ドイツAmazonで注文した「Prinzessin Lillifee(莉莉菲公主)」のDVDとBlu-rayが届きました。
初めて独アマゾンで買い物をしましたが、アカウントは米アマゾンと共通なんですねぇ。登録も何も必要なく、普通にいつもどおりの手順で買えてしまったので驚きました。しかも注文して3日で届くスピーディさ。すごいよネット社会
最近の世の中は便利すぎますね。
Prinzessin Lillifee(DVD)
Prinzessin Lillifee und das kleine Einhorn(DVD)
「Prinzessin Lillifee」のDVDは上記のドイツamazonで購入することができます。
※購入する場合はリージョンコードに注意
CD2枚、DVD2枚、Blu-ray1枚購入して大体50ユーロ。
送料が30ユーロで合計8000円くらい。安いなぁ
ユーロって150円くらいのイメージだったけど今は100円切ってるんですね。
音声ドイツ語しかないだろうと思ってたら、2009年版のほうは英語音声も入ってました。
Blu-rayは地域コードが違ってて見れないなぁ。分かってたけど・・・。
DVDドライブは何台もあるのでDVDのほうは1台ヨーロッパリージョンに変更して視聴しました。
とりあえず2009年版を見ましたが、ピンコビアという王国に住むフェアリーたちが自分達の抱える問題をミュージカル風に訴えるシーンが楽しかった。
幸運のフェアリーが「何をやっても上手くいくからスリルがなくて退屈なの」と訴えるのはどうなのよ(笑
歌は基本的にオリジナルのドイツ語版のほうが楽しいのですが、この幸運のフェアリーの歌だけは本当に退屈そうに歌う英語版のほうが好みです。
雨雲が常に頭上にあっていつもずぶ濡れになっているクラウドフェアリーが可愛い。
一通り見てみたのですが・・・、これは子供向けにしては若干話のテーマが重いのではないかと感じてしまいました。というのも、テーマの一つに”迷惑行為に対する謝罪”があるのですが、例えばこれが対等な立場の友人同士(フェアリー同士)であればよくある情操教育的な内容だと思えます。
しかしこの作品ではちょっと事情が違っており、特別なマジックパワーを使い毎日気ままに生活している(リリフィーを含む)フェアリー達と、それらの特別な力を持たず労働で生活をしているピクシー達の間での問題となっています。
これってつまりは特権階層と労働者階層という構図で、階層間あるいは民族間の対立や軋轢を表していますよね。フェアリー達もピクシーのことを少し見下しているような言動ですし。
なんだかちょっと政治的なものを感じてしまうのは日本人だからかなぁ・・・。ドイツは結構そういった問題を抱えてそうな国だと思うし。やはり優秀なゲルマン民族たるもの、こういった問題にも幼少期から触れていくことで成熟した思考を持つに至るということなんだろうかな。
まぁクラウドフェアリーが可愛いので細かいことはどうでもいいけどね!
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