中国の新作SFアニメ企画「精灵机甲」
PVが公開されていたので見てみましたが、これはなんだか色々と凄そうです
▼「精灵机甲」PV
他の生物に奪われた地球の主権を人類が再び取り戻すための戦いといったストーリーのようですね。SFモノとしてはよくある感じのものですが、中国ではこういった近未来SFアニメ自体が結構珍しいように感じます。
そういえばテレビアニメの基準では未来のことを描く作品は規制されているという話を聞いたことがありますね。
未来で中国が滅亡してるなんて、政府の指導力が足りないとでも言いたいの云云かんぬん的な。
まぁそれは別にいいのですが・・・
バリバリの宇宙戦争の真っ只中で武器が弓というのはなかなか味わい深いものがありますね。
まぁそれも別にいいのですが・・・
突然の実写!?
ちょっとびっくりしました。
虫と人類の戦いを描く作品だと思っていたのですが、実は3次元と2次元の戦いなのだろうか。うーむ
まぁそれはそれで別にいいのですが・・・
エンディングクレジットを見てかなり驚いたのですが、クレジットされている名前はよく見ると大半が日本人名。
どうもこのアニメはほとんど日本人スタッフによって制作されているようです。
ちなみに中国のテレビアニメなどは建前上は純国産が原則(国産テレビアニメには補助金が出るらしい)なので、日本人スタッフが関わっていてもクレジットに載ることはなかったのですが、WEBアニメは別に補助金が出るわけでもないので割とそのまま載せてるみたいですね。
ふーむ、実のところここ最近の中国WEBアニメは韓国アニメスタジオや日本人スタッフが関わることが結構多くなっているようです。やはり急激にWEBアニメ作品が増加しているため、人手が足りなくなっているんでしょうね。
今までWEBアニメといったら彩色铅笔动画と七灵石が「さすがに無茶だろ」という作品数を兼任しているような状態だったのですが、最近ではそのあたりも韓国スタジオによる制作に置き換わってきているようです。
まぁ今後もこういう制作体制が増えてくるのだと思います。
とりあえず「精灵机甲」も変わった作品のようなので、また期待しておきます。
外国のスタッフが途中からアニメ製作に関わっているせいで、絵柄が変わりすぎて新しい絵柄に慣れる必要があります。
絵柄が変わることは悪くはありませんが。
たとえば王牌御史はなぜか主人公の鼻を描くようになったとか。。。
最近、中国のウェブアニメめっちゃ増えたなと思ってましたが、やっぱり
人手不足になってたんですね。途中で絵柄が変わるのは、見ている人
はどう感じるんだろう。