ドイツのDVDショップでたまたま見かけ、胸がときめくがままに衝動買いしたアニメDVD「Mikrobi」。1975年のハンガリーアニメらしい。
何か書かずにはいられないので何か書いておきます
このジャケットが目に入った瞬間に何かがビリビリときました
ロビタ型の寸胴ロボットに、宇宙飛行士っぽい三人の子供たち・・・
▼そして何よりも気になるのがこの子
リボン・・・金髪・・・ツインテ・・・?
萌え要素満載ですが、何故か女の子なのかどうかすら微妙に自信が無くなってきます。
頭でかすぎな気がしますが、これが未来人類の姿ということなのかもしれない。
そんなわけで色々気になるので見てみよう
未来的な建造物の中で子供と戯れる一体のロボット。
どうもこのロボットの名前がMikrobi(ミクロビ)のようです。
嫌がる子供を無理やり押さえつけ、オートマチックな動きで食事を高速でかっ込みまくるミクロビ。
ミクさん、それロボット三原則スレスレです
てっきりこのロボットは宇宙で活躍する作業ロボットか何かかと思っていました、どうやらミクロビは遠隔地にいるママからの指示を受けて子守りをするベビーシッターロボットだったようです。
▼そんなわけでMikrobiの主要登場人物紹介
Mikrobi(ミクロビ)
本来の用途は不明だけど、今はとりあえず子守りが主な任務の人工知能ロボット。
独特な動きをするロータリー三足歩行機能を搭載。関節は蛇腹構造で伸縮も自在。
普段は機械的に作業しているように見えますが、その言動はだいぶ人間臭いところがある感じ。鼻歌とか歌います。たぶん小言も多い。
あと、たまに「クー!クー!クー!」と目を光らせながら鳴く。
Pepe(ペペ)とペペのママ
ミクロビが子守りしている子供・ペペと、遠隔地からテレビ電話でミクロビに指示を出すペペのママ。
左からPeter(ピーター)、 Plumpi(プランピー)、 Pille(ピル)
ピーターとピルはペペの兄弟のようです。プランピーは太っちょな近所のお友達。
どうもこの三人は宇宙旅行をしたがっているみたい。
そして宇宙船を飛ばすためにはミクロビの協力が必要なご様子。
▼宇宙船と合体して宇宙旅行中のミクロビ
▼旅をするのは未開の星のようで結構危険も多い
▼危ないときには右腕に内蔵された光線銃が出てくるのですが・・・
それ、手に持つんだ・・・。
ロボットなんだからそんな非効率なことせずに一体型でもいいような気もしましたが、やはりそこは人と共存するロボットなので、人間に渡して使えるようにということも想定されているのかもしれない。
色々考えさせられる素敵なミクロビです。
単に旧型ロボットで適合ユニットが無いだけかもしれない。
▼おばあちゃんにセーターを編んでもらうエピソード
手編みのセーターに戸惑いながらも着せてもらって、やっぱり戸惑っているミクロビがめちゃ可愛い
着せてもらうときの姿勢とかも素敵です
▼ピルの手芸エピソード
ジャケ絵では割と本気で女の子かどうか自信がなかったのですが、スカートを履いて手芸する姿はちょっと可愛いと思えてきました。金髪ツインテだし。
「(ふふ、こうやって挿すのよ)」
なぜか針を通すときに突然艶かしい表情になるピル。
女の子というよりも、もはや女なのかもしれない・・・。
▼どんな状況でもペペの遊びに付き合ってあげる素敵なミクロビ
最初ネタ的な目で見てしまったのが申し訳ないほどに、
見ているうちにミクロビがすごく愛おしくなってきてしまいました。
いつかセリフもちゃんと理解して見れるようになりたいなぁ。
▼ミクロビのオープニングテーマ
ミークロビッ!
▼DVDは一応独アマゾンで取り扱っているようです
Ich heiße Mikrobi |
ちなみにMikrobiのオリジナルハンガリー版では全13エピソードあるようですが、
ドイツ語版は12エピソード分しか存在しないらしい。
理由は不明ですが、Mikrobiファンは大変嘆いているようです。
(おまけ)
ミクロビと関連があるのか謎ですが、YouTubeにあったAmigaのピコピコミクロビミュージックが楽しい
どことなく絵柄が先日紹介したドイツアニメと共通点がありますよね。
ドイツとhungaryはやはり、オーストリア・ハンガリー帝国
などのつながりで影響を受けるのでしょうか。
あと、日本と中国と朝鮮半島といった東アジアで共通の様式
があるように、世界各国では地域で受ける様式ってありそうですね。
そうですねぇ、ヨーロッパの国はくっついたり離れたりしていたみたいですから、やはり共通点も多いのでしょうね。