中国传媒大学の学生卒業制作アニメ「Girl Meets Boys」
音楽とシンクロした映像の動きが楽しい作品です。
音楽も良いなぁ。
この作品、中国ではちょっと珍しい感じの作品だなぁと思ってクレジットを確認してみたのですが・・・
なんだか指導教員のところに欧米の人らしき名前がありました。「David G. Ehrlich」
むむむ
そんなわけで気になって調べてみたのですが、この「David Ehrlich(デーヴィット・アーリッヒ)」さんは、どうもアニメ界のアカデミー賞と言われているアニー賞を主催する「ASIFA(国際アニメーションフィルム協会)」の副会長や理事をされていた方のようです。
おおお、なんかアニメ界のすごい偉い人だった・・・。
中国の映像制作関係の大学で非常勤教員としてアニメ制作の指導を行っているようです。
日本語のインタビュー記事がこちらにあったので紹介しておきます。
Animations creators&critics デーヴィット・アーリッヒ インタビュー
このインタビューによると、Davidさんは音楽とのシンクロや、映像のメタモルフォーゼ(変形)を表現手法として用いるアニメーション作家のようですね。
ふーむ、「Girl Meets Boys」も音楽とのシンクロとメタモルフォーゼを用いた作品ですし、これはつまりDavidさんの表現手法を学び、取り入れた作品ということなのでしょうね。
なるほどなぁ。
あともう一つ、Davidさんによる中国アニメの歴史についての記事
davidehrlich blog Animation in China
どうも以前から中国アニメの制作現場にも関わっているみたいです。
中国アニメ界のコンサル的な感じかな?
中国アニメへの思い入れはかなり強いように見受けられますね。
そんなDavid Ehrlichさんのアニメ作品
むむむ、私にはちょっと早すぎる作品です・・・
こちらは中国の伝統的な影絵アニメ
なんとなく見てみましたが思いのほか楽しいなぁ。
軽妙な音楽が良いです。
中国はこうやって世界中のありとあらゆるアニメ手法を取り込んでいっているんでしょうね。
楽しみなことです。
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