不思議と人気が高い中国アニメ「缇可 TICO」 その2

前回の続きで、驚異的な進化を続ける中国アニメ「缇可(tí kě/ティコ) TICO」について。

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こんな驚異的な進化をしている「缇可」の製作会社・重慶視美動画とはどんなところなのかちょっと気になって調べてみると、こんな記事が見つかりました。

週アスPLUS 中国おもしろ情報その3[アニメ制作現場編]
>重慶では、“重慶視美アニメ制作基地”を訪れました。これは、重慶のテレビ局や出版社からなる
>企業集団“重慶メディアグループ”と、四川美術学院(美大)が共同で設立した基地。
>教育と実際の制作を兼ねているところがすばらしいです。

なんと、どうも製作スタッフは全て学生だったみたいです。
ということは、この急激な変化は製作している学生の入れ替わりによるものなのかな?とも思いましたが、一応スタッフクレジットを見る限りごっそり変わっているというわけでもなさそう。日々の教育のなかで学生の技術力が大きく飛躍しているということなんでしょうね。
まぁ他の中国アニメと比べて品質が高い点については、教育の一環ということで有余る人材と時間を活用できることと、採算度外視で製作が可能という面もあるように思えてしまいます。学生が払っている学費で製作しているわけですしね。もちろん収益は学生側にも還元はあるとは思いますが。
もしかすると他のアニメ制作会社は何か釈然としないものを感じているかもしれません。
どこぞの放送局が徴収した受信料で製作したテキストやDVDを有料で販売しているのと同じような、
何か釈然としないものを感じているかもしれません。

 

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ところで春季篇のオープニングがNARUTOに似ている言われているみたいですが、NARUTOをあまり見たことがない私は「・・・忍空?」と思ってしまいました。春季篇はオープニング曲もなかなかかっこいいですし、優しい感じのエンディング曲も心地よいです。エンディングの歌詞に出てくる「别担心(bié dānxīn/ビエダンシン)=心配しないで」という中国語が好きなんですよねぇ。

 

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冬季篇はOPもEDも歌では無いのですが、味わい深さを感じる映像と曲で意外と好きです。特に強烈な寂しさを感じさせるED曲は他のアニメとかだとなかなか味わえない独特な感覚があります。この寂しさと名残惜しさが、また次回を見たいと思わせる魅力となるんじゃないかと思います。
まあ私が寂しさのあるEDに魅力を感じるのはヤダモンの影響であることは間違いありません。
うーん、ほんと音楽が好きだ好きだと言ってるだけのブログだなぁ(笑

爱奇艺の「缇可冬季篇」視聴サイト
爱奇艺の「缇可春季篇」視聴サイト

まあとりあえず第四期目の秋季篇も予定されているようなので、またどうなっているのか楽しみです。

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