前回の続きで、アニメ「磁星骑士(ミックスマスター)」について気になることを書いておきます
▼前回の記事
アニメ「磁星骑士」は韓国アニメ「ミックスマスター」の中国語吹替版だったわけですが、ちょっと気になることがあります。
まず、アニメ「ミックスマスター」には1期目の「カード王ミックスマスター」と2期目の「最強合体ミックスマスター」が存在するようです。
1期目の「カード王ミックスマスター」は日韓合同作らしく、中国は製作には関わらず一部出資のみ。
そして、2期目の「最強合体ミックスマスター」は完全な韓国産アニメとして製作。
アニメ「磁星骑士」はこの2期目の「最強合体ミックスマスター」の吹替版で、どちらにしても中国は製作に関わっていないはずなのですが、どういうことでしょうかエンディングクレジットを見てみると
関わっていないはずの原画や動画スタッフに中国人名のみがクレジットされています。(韓国人の名前や韓国企業名は全く出てきません)
そもそもスタッフ少なくない?
なによりおかしいのがオープニングのこれ
これは中国の国産アニメ作品に発行される製作許可証の管理番号です。
(苏) は江蘇省を表し、动审字はそれぞれ「动は動画(アニメ)」「审は審査」「字は編成番号」という意味。
つまりは「2011年に江蘇省で19番目に製作された国産アニメ」ということを証明しているわけです。(韓国で最強合体ミックスマスターが放送されたのは2010年)
国産アニメ製作許可証は、当然海外産の吹替アニメには発行されないはずなのですが・・・。
ちなみに中国では過去に国産アニメ製作許可証が取り消されるケースが度々起きているようです。
2006年に中国国産アニメとして発表された「虚幻勇士」が、実はフランスアニメの「Code Lyoko」だったり、
同じく2006年に中国国産アニメとして発表された「孪生公主」が、日本の「ふしぎ星のふたご姫」だったりと。
(こちらも製作スタッフが中国人名に書き換えられていますね)
「ミックスマスター」は中国でも人気のゲームのようですし、こんなことが起こるとは考えにくいんじゃないかと思いつつ調べていたのですが、当のゲームのほうも代理店が変わったり名称が変わったりしているみたいで何かゴタゴタしてるんですかねぇ。
あまり細かい話まではわかりませんが、とりあえずエンディングの歌が変な可愛さで楽しいのでこれ以上は個人的にはどうでもいいです。
韓国版のED。オッホ・オッホ♪
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