ビリビリ動画による大型SFアニメ「霊篭:INCARNATION」遂に配信が開始されました

ビリビリ動画による大型SFアニメ「灵笼:INCARNATION」。
遂に配信が開始されたのですが、これは期待を裏切らないどころか、期待以上に凄い作品ですよ。

▼「灵笼:INCARNATION」第一話(ビリビリ動画)

 

 

 

 

 


過激な表現があるので18歳以上推奨アニメ


そんなわけでオープニングからしてちょっとエグイ。
地上は一度滅びてしまった世界のようで、新たな生物たちが旧人類たちの生命を飲み込んでいくといった描写のようです。

▼まずは主要登場人物

马克(マーク)

本作の主人公で、地上を調査し資源を回収する役割を持った部隊「猎荒者」の指揮官。
屈強な肉体を持ち、冷静沈着で他者への思いやりもある、誰からも信頼されるナイスガイ。


冉冰(ランビン)

「猎荒者」のメンバーであり、恐らくこの作品のヒロイン。
銃器の取り扱いに長けているようで、猎荒者の中でも重要なポジションを任されている様子。马克隊長への視線がやや熱い
上民と紹介されている通りこの世界は階級社会であり、马克や冉冰などの猎荒者メンバーは生存人類の中でも身分の高い人間のようです。


墨城(モーチャン)

猎荒者の主要メンバー。1話ではあまり活躍がありませんでしたが、戦闘よりも調査が専門な感じでしょうか。


4068

労働者階級である「尘民」の4068。
尘民たちには名前はなく、識別ナンバーのみが割り振られているようですね。
4068は尘民としての立場を描く上で重要なポジションのキャラクターっぽい。


4079

同じく「尘民」の4079。
番号が近いので4068の幼馴染な感じでしょうか。
ちなみにバッジの色が緑なのが尘民で、青が上民を表しているっぽい。


摩根(モーガン)

人類の砦「灯塔」の城主。
ジジイが映えるアニメはいいアニメ。


镜南(ジンナン)

生存している人類の砦となっている空中要塞「灯塔」を制御するコントロールセンターの指揮官。
厳しそうなお姉さんですが、猎荒者たちのことを心から心配している様子なので悪い人ではなさそう。
马克隊長にも好意がありそうな雰囲気なので、冉冰の恋のライバルになるのかもしれない。


查尔斯(チャールズ)

生存人類の心の拠り所となる教会「光影会」の主教。
人々の不安を消し去り、生き延びるための希望を与える役割を持つ聖職者ですが、内心は相当腹黒い。


梵蒂(ファンディ)

おしり

 

 

 


第一話から登場人物が多すぎて全ては書ききれないのですが、とりあえず地上を捜索中の猎荒者のメンバー。


滅びた旧人類たちは土のような姿となり「肉土」と呼ばれているらしい。
抱き合う男女の「肉土」を不思議そうに眺める冉冰ですが、どうもこの世界は男女の自由恋愛というものが抑制されている雰囲気があります。


旧世界では自由に恋愛出来ていたという話を聞き、马克隊長を見つめた冉冰の表情。


そしておしり。
人をからかったりするお茶目なところもある可愛い冉冰。

いやぁ正直驚きすら感じるのですが、割と人物紹介を蔑ろにしたままストーリーを進める中国アニメが多い中、さりげない仕草や行動でそれとなく人物の性格や人間関係を説明していく作品だったんですね。
映像のクオリティだけではなく、物語の進め方も丁寧に作られています。


尘民を撃ってしまうことを躊躇う上民「佩妮(ペニー)」と、「何の価値も無い尘民どものために躊躇するなど馬鹿げている」と容赦なく尘民もろとも怪物を撃ち抜く上民「唐尼(トニー)」。
上民たちのなかでも尘民に対する考え方は人それぞれということみたいですね。

ちなみに我らが马克隊長は「尘民も人である」という立場。ナイスガイ


虫たちが放出するガスは人間の思考に作用するようで、錯乱した唐尼は佩妮を蜂の巣に撃ち殺してしまう。
死体撃ちまでしていてかなりエグイ描写です・・・。

▼以下後半の灯塔内パート

これ第一話が40分近くあって、後半はよくあるクレジットやスタッフコメントが流れるのかと思いきや、後半パートとして灯塔内のエピソードが始まりました。みっちり凄いボリューム。
荒廃した世界で生存人類たちに言葉巧みに希望を与え導く「光影会」の主教「查尔斯(チャールズ)」。


しかしこの場に入ることが許されているのは上民だけの様子。
紛れ込んでいた尘民「1225」は、上民である(元?)夫に自分の心臓を移植して救って欲しいと懇願しにきたようです。

話の流れからすると、1225が夫妻となった頃には上民・尘民という区別はなく、人類が生存していくために二十数年前に灯塔が


查尔斯「そんな話は馬鹿げている!」

形相を変え吐き捨てる查尔斯。
上民を救うのは構わないが、尘民に救われるくらいなら上民として名誉の死を遂げたほうがマシだということらしい。


信徒たちもそれにつられ「让他死(死なせてやれ)」の大合唱。怖いよ

查尔斯は激しい優性思想に囚われた独裁者といった様相なんですね。
なるほど、これもテーマがキワドイ・・・。


1225「怪物!お前たちは怪物の群れだ!」

人類たちが団結し生存をかけて地上の怪物と戦う作品だとばかり思っていましたが、どうやらそんな単純な作品ではなく、怪物は主人公たちのホームである天上にも存在していたということなんですね。

これは想像していたよりも人間関係が複雑で深い作品ですが・・・


仕置き人のお姉さんたちの太ももがエッチ過ぎて微妙に話が頭に入ってこない(笑)

これは今後も続きが気になる楽しみな作品です。

 

 

(おまけ)

▼あと最後の方に登場したキャラ

艾丽卡(エリカ)

猎荒者のメンバー。
パンダキャラ付きのペンが可愛い。この世界にもそんなグッズがあるのか・・・。
容姿も言動も幼い感じですが、谷間は凄いぞ

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3 件のコメント

  • >優性思想もテーマになっている作品なんですね
    >仕置き人のお姉さんたちの太ももがエッチ過ぎて微妙に話が頭に入ってこない(笑)
    この感覚が、すごいですね。こういう作品は国を問わず、評価されるべき。人気が出る=良い作品じゃないから
    ガンダムSEED、お前だ。

  • ベルセルクとか蒼天の拳みたいな劇画原作アニメも
    こういうハイクオリティーなモデリングで作って欲しかった…

  • 〉旧世界では自由に恋愛出来ていたという話を聞き、马克(マーク)隊長を見つめた冉冰(ランビン)の表情。

    『今は無理でも、いつかは马克と』となる
    気が強そうな彼女の切なさ

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