ハイクオリティなフル3DCG「双月之城」を制作していた龙沧动画が新しいアニメ映像を公開しているのですが、なんと新作は驚きのセルルックアニメのようです。
▼「因为我是开武器店的大叔」予告映像
来自:http://ac.qq.com/Comic/comicInfo/id/549346
タイトルからしてラノベっぽいなぁとは思ったのですが、やはり原作はSF轻小说というネット小説サイトで連載されている中国ラノベのようです。(コミック版もあります)
作者は「怀世」さん。
タイトルの意味は「だって俺は武器屋のオヤジだから」
ラノベ特有のタイトルの付け方はどこの国でも同じなのか・・・
それにしても「双月之城」や「龙朝大都」をバリバリのリアル系3DCGで制作していた龙沧动画がセルルックアニメを制作しているとは思いもしませんでした。
▼今までの龙沧动画作品
なかなかかっこよくていいぞ
来自:http://ac.qq.com/Comic/comicInfo/id/549346
主要登場人物は武器屋を営む主人公「斋和」(何故か超強い)と、その武器屋で手伝いをしている少女「伊兰」。「伊兰」は魔族の少女らしく普段は帽子で角を隠してます。
コミック版を少し読んだ感じだと、伊兰をかくまいながら様々な事件に巻き込まれたり首を突っ込んだりするお話。
「斋和」は26歳なので「大叔(おじさん)」という歳でもないのですが、そこにもちょっと秘密があるようですね。
この女騎士も主要キャラの一人の「卡洛娜」
最初はてっきり小説やコミックの宣伝映像なのかと思ったのですが、「2018 coming soon」と書かれているとのでどうやらアニメ本編も制作されているようです。
それにしても最近の中国アニメは本当にセルルックが増えてきていますね。
2018年は中国ではセルルックアニメが発展する年になるのだろうか。
爆発的に中国アニメの本数が増えているのでやはり作画アニメーターはどこも不足しているみたいで、テンセントも最近はセルルックCG化を推し進めている感じ。
この「神契」も2D作画アニメ化を期待していた原作ファンの反対を押し切ってセルルックで発表された作品。https://t.co/zckdQ9QDLs pic.twitter.com/hQu4gGmP0H— ちゃに丸 (@chanimaru) 2018年1月6日
これとかも
セルルックならゲーム業界や国策投資によって中国に豊富にいる3DCG人材が活用できる利点は確かにありそうですね中国の人気ゲーム崩壊3rdのショートアニメ「崩壊3rd Reburn」が公開されました | 中国アニメブログ ちゃにめ! https://t.co/nblfFbVkXc
— ちゃに丸 (@chanimaru) 2018年1月6日
ちなみに中国でセルルックアニメは「三渲二(三次元で二次元を表現する)」とか「三转二(三次元を二次元に転換する)」と呼ばれているみたい。
— ちゃに丸 (@chanimaru) 2018年1月6日
また楽しみにしておきます
コメントを残す