「劉セイラ」 日中で活躍する中国人女性声優

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日本と中国で活躍している中国人女性声優「劉セイラ」さん。
中国語の本名は「刘婧荦(liú jìng luò/リュウチンルオ)



劉セイラさんは日本の青二プロダクションに所属しており、生粋の中国人でありながら日本語のプロ声優・ナレーターとして活躍しているとても凄い人なのです。
青二プロダクション 「劉セイラ」公式プロフィール
日语学习沙龙 ネオ・ジャスロン 「劉セイラ」インタビュー記事
劉セイラさんが初めて見た日本アニメは「聖闘士星矢」だそうで、やはりここでも中国の80年代生まれにとっての「聖闘士星矢」の影響力の強さが感じられますね。
日本語の勉強を始めたのはなんと大学に入ってから(2004年くらい?)らしいので、10年足らずで日本語のプロ声優になるほどまでになったようです。これは凄いことですよね。
あと、明確には書かれていないけど、やはり「セイラ」というのはガンダムの「セイラ・マス」からきているのだろうか・・・。
↓そんな劉セイラさんが出演している作品とキャラクター
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中国劇場版アニメ「魁拔」 蛮吉役
私が劉セイラさんを知った作品です。
中国版「超劇場版ケロロ軍曹」 西沢桃華役
まさかのモモッチ
確か山新がタママ役だったはずなので、ケロロ軍曹では山新と共演していたのですねぇ。
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中国の人気キャラクター 「阿狸」
うーむ、これもさっき調べて初めて知りました。
ここでも山新と共演しています。
なるほどなぁ↓
劉セイラの少年漫画的日々 山新ちゃんと、ピザハットのレストラン前でツーショット
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中国個人制作アニメ「冷蔵庫中の小人」 パル役
これはクレジットの名前を見てびっくりしました。
すごく可愛いです
「冷蔵庫中の小人」 色々と衝撃的な中国の自主制作アニメ
NHKラジオ「まいにち中国語 2013」
これ、実は録音していた今年の「まいにち中国語」を今日初めて聞いて知りました。びっくり。
これは今年一年さらに楽しく中国語の学習が出来そうです。
NHK語学番組 まいにち中国語
また、劉セイラさんはニコニコ動画でも「パンダ氏」という名前で活動されていたようです。


歌も上手い
そんなわけで、劉セイラさんの今後の活躍に期待してしまいます

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8 件のコメント

  • 自分はセイラさん(もっとも、当時は青二プロ所属前でkkryuという名前でネットでは活動してました)がパンダ氏がニコニコに登場した頃に知りました。ほぼ同時期に香港出身のほんこーん嬢もニコニコで人気が出始めたからか、よく引き合いに出されていた気がしますw

  • 「ほんこーん」はイラストの「ほんこーん」しか知らなかったのですが、ニコニコで活動していた香港の人だったんですね
    劉セイラさんは勘違いから声優になることを決意して、本当にその夢を叶えるという偉業を成しえてしまうところが凄いなぁ

  • 突然コメントしてすみません。
    自分はまだ高校時代の2005年辺りに、
    大学生の彼女が作った「鋼の錬金術師」の同人ドラマCD(日本語)を購入しました。
    そのとき既に綺麗な日本語発音が出来、
    何より驚いたのはエド・アル・ウィンリィの1人3役なのに、
    元の声優さんの声とそっくりで、演技もちゃんと出来ているところです。
    数年後、日本への留学、ニコ動でのご活躍、プロの声優としてのデビュー・・・
    ほんとに自分の夢を実現しているので、とても素晴らしいことだと思います。
    今後の発展も楽しみにしています。

  • >しずなさん
    初めまして
    >より驚いたのはエド・アル・ウィンリィの1人3役なのに、
    これは私も同様の驚きを感じました。
    私は劉セイラさんというと元気な男の子「蛮吉」の印象が強かったので、可愛らしい少女の「パル」が劉セイラさんだったとは全く気付かず、クレジットを見て驚きました。ナレーションなどでの声はまた違った雰囲気ですし。
    多彩な声をキャラクターや状況に合わせて使い分けることが出来る凄い人なんですね。

  • ウィキペディアで見ると、北京で生まれ育った方ですか。
    鋼の錬金術師のエドは、オリジナルの朴路美さんが韓国人ですが。ご本人が日本で生まれ育ったそうです。。
    全くの外国人が日本語の声優とは、日本人で外国語で声優が出来るかというと、無理でしょう

  • そうなんですよね。
    外国語でプロ声優になるというのは並大抵の努力では実現できないことだと思います。

  • 劉セイラさんの日本語はかなり綺麗で、自分が親ならこういう方が先生だったら学ばせたいと思うでしょう。
    古い話になりますがアメリカのディズニーが『ムーラン』という中国の話の映画化をしたのですが。
    中国でオーデションをして、向こうの女優さんも参加していたらしく(この頃にアニメの声優さんはいたのか不明ですが)会場に多くの女性のいる画像を見た記憶があります。
    しかしディズニー側は演技力については言わずに、全員を不合格としました。
    監督たちの言った理由は
                 「中国語の発音が抜けていない(つまり、中国語の訛りがあると)」
    というものでした。
    結局、中国系アメリカ人の女優さんがオリジナルの英語版でムーランになりました。
    アニメではありませんが日本人俳優のマシ・オカさんがTVシリーズ『HEROES』でデビューするまでに何度も不合格にされた理由も「日本語の訛り」だったそうで。
    『HEROES』の時は「英語で少しくらい訛っていても、本物の日本語の話せる」という条件だった、というのは複雑な気持ちになります。
    実際、アメリカで制作されるのが、中国系や韓国系のアメリカ人が日本人役なのも、日本語の訛りからなのかもしれませんね。

  • 劉セイラさんが日本へ留学する前あたりから、わざと日本語だけの生活をしていたんではないでしょうか?
    『ゼロの記号』という小説で、ロシア人の中に潜入する主人公が、日本にいるうちにロシア語とロシアの習慣で生活して、新聞もTVも料理も日本のを排除すると徹底していたので。このやり方で身につけたロシア語でロシア人のロマノフ大尉として話していても疑われませんでした。
    劉セイラさんも、日本語を身につけたのは、このやり方だったのかな?と思うのです。
    そうでないとしたら、ご両親のどちらかが日本人でもない限り、語学の天才と言うしかありません。
    理由になるのが映画と小説で『ファイアーフォックス』があり、主人公が選ばれたのが《戦闘機パイロット、テストしているパイロットと体のサイズが同じ、母親がロシア人でロシア語が話せる》というものだったからなのですが
    外国語というと興味深いのが韓国映画『ロスト・メモリーズ』
    1910年の伊藤博文暗殺の失敗から大きく歴史の変わった世界というSFので。
    主役の俳優さん(韓国人)が困ったのが日本語。ただ話すのでなく、演技しないといけないので、途方に暮れたそうです。
    (面白いのが日本人役に日本から来た俳優さんの1人で、「えらい韓国語の上手い日本人だな」と言われていたそうなんですが。実はこの方は日本で育った韓国人だったのです)
    日本語を練習するのですが、それだけでは足りず。共演の仲村トオルさんが、脚本に合わせてセリフを吹き込んだテープや演技をしたビデオを用意して、覚えたということです。

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