「街」 洛天依オリジナル曲 歌詞と日本語訳

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中国のボーカロイド・洛天依(ルオ・ティエンイ)の原创曲「街」。



オリジナルはビリビリ動画です
【洛天依】《街》【PoKeR】【咏吟轩】


曲名:街
作曲:打牌的初音
作詞:杏花包子
イラスト:Sya
疲惫的脸 一个人的夜(píbèi de liǎn yīgerén de yè)
但是却不再会觉得 寂寞孤单(dànshì què bù zàihuì juéde jìmò gūdān)
疲れきった顔 一人きりの夜
だけどもう寂しい孤独を感じることはない

轻轻闭上眼 海风吹着的脸(qīngqīng bìshang yǎn hǎifēng chuī zhe de liǎn)
难以忘却 故乡的思念(nányǐ wàngquè gùxiāng de sīniàn)
そっと目を閉じれば 顔に海風を感じる
忘れられない 故郷への想い

仰望着 画布般的天空(yǎngwàng zhe huàbù bān de tiānkōng)
蔚蓝的颜色(wèilán de yánsè)
見上げれば キャンバスのような空
青空の色

倾听着 清晨散步老翁(qīngtīng zhe qīngchén sànbù lǎowēng)
电台里的歌(diàntái lǐ de gē)
耳を傾けると 早朝に散歩する老人
ラジオから流れる歌

在这个小小山顶向下(zài zhège xiǎoxiǎo shāndǐng xiàng xià)
瞰着熟悉的景色(kàn zhe shúxī de jǐngsè)
この小さな山の頂から
見慣れた景色を眺めれば

还记得 远处那片沙滩(hái jìde yuǎnchù nà piàn shātān)
曾经的笑脸(céngjīng de xiàoliǎn)
まだ覚えてる 遠くにあるあの砂浜
かつての笑顔

骑单车 放学路上那家(qí dānchē fàngxuè lù shàng nà jiā)
旧漫画书店(jiù mànhuà shūdiàn)
自転車で走った 通学路にあったあの
古本屋

还有那些充满回忆(háiyǒu nàxiē chōngmǎn huíyì)
的钢琴键(de gāngqín jiàn)
そんな思い出がたくさん詰まった
ピアノの鍵盤

就算升起的太阳耀眼(jiùsuàn shēngqǐ de tàiyáng yàoyǎn)
也无法将 我的视线(yě wúfǎ jiāng wǒ de shìxiàn)
从这片 红瓦绿叶(cóng zhè piàn hóng wǎ lǜyè)
重新拉回眼前(chóngxīn lā huí yǎnqián)
たとえ太陽が眩しく昇り始めても
この赤い屋根と緑から
私の視界を再び眼前に
引き戻すことなんて出来ないよ

想要说一声再见(xiǎngyào shuō yī shēng zàijiàn)
对 这 条街(duì zhè tiáo jiē)
一言「さようなら」と言いたい
この街に

这里的每一丝空间(zhèli de měi yī sī kōngjiān)
都是我 无比的眷恋(dōu shì wǒ wúbǐ de juànliàn)
この場所のひとつひとつの小さな空間
全てが私にとって比べるものが無いほどに恋しい

就算外面的世界(jiùsuàn wài miàndī shìjiè)
有着同样蔚 蓝的天(yǒuzhe tóngyàng wèi lán de tiān)
たとえ外の世界に
同じような青空があったとしても

不管有 多么远(bùguǎn yǒu duōme yuǎn)
我总会回到你身边(wǒ zǒnghuì huídào nǐ shēnbiān)
どれだけ離れていようとも
私はいつでもあなたのそばに戻ってきます

闭上眼 记忆就像胶片(bìshang yǎn jìyì jiù xiàng jiāopiàn)
泛黄的思念(fàn huáng de sīniàn)
目を閉じれば フィルムのような記憶
セピア色の思い出

多少年 未曾尝到妈妈(duō shàonián wèi céng cháng dào māma)
秘制的拉面(mì zhì de lāmiàn)
何年も味わっていないお母さんの
秘伝のラーメン

在这小小的房间 (zài zhè xiǎoxiǎode fángjiān)
发呆迷茫无助的脸(fādāi mímáng wú zhù de liǎn)
この小さな部屋では
ぼんやりと無気力な表情

曾经的 那些壮语豪言(céngjīng de nàxiē zhuàng yǔ háo yán)
早就抛在一边(zǎojiù pāo zài yībiān)
かつてのあんなに勇ましかった言葉は
とっくに投げ捨ててしまった

为了活在这世界(wèile huó zài zhè shìjiè)
不断地背叛诺言(bùduàn dì bèipàn nuòyán)
この世界で生きていくため
約束を裏切り続けている

名为梦想的 蝴蝶(míngwéi mèngxiǎng de húdié)
慢慢退化成 茧(mànmàn tuìhuà chéng jiǎn)
“蝶”という名の夢は
徐々に“繭”に退化していった

就 算是这样 一事无成(jiù suànshì zhèyàng yīshì wú chéng)
的我也会 包容的街(de wǒ yě huì bāoróng de jiē)
たとえこんな何ひとつ成し遂げられない
私ですら包み込んでくれるこの街

哭红的眼 与这片土地(kū hóng de yǎn yǔ zhè piàn tǔdì)
血与脉 紧紧相连(xuè yǔ mài jǐnjǐn xiānglián)
赤く泣きはらした目と この土地
血と血脈は しっかりと繋がっている

想要说一声谢谢(xiǎngyào shuō yī shēng xièxie)
对这熟悉的街(duì zhè shúxī de jiē)
一言「ありがとう」と言いたい
見慣れたこの街に

这里的每个笑脸(zhèli de měige xiàoliǎn)
都是难割舍的思念(dōu shì nán gēshě de sīniàn)
ここにあるみんな笑顔は
すべてが捨て去り難い思い出

就算在外面的世界(jiùsuàn zàiwài miàndī shìjiè)
跌跌撞撞弄脏了脸(diē diē zhuàng zhuàng nòngzāng le liǎn)
たとえ外の世界で
つまずき、ぶつかって汚れてしまっても

只要回到它身边(zhǐyào huídào tā shēnbiān)
属于每个人的那个(shǔyú měige rén de nàge)
起 点(qǐ diǎn)
ただその側に戻るだけでいい
ひとりひとりが持っている、その
スタート地点へ

思い出のつまった街から離れる寂しさを歌った歌詞ですね。
私も学生時代は実家から離れた場所で一人暮らしをしていたので、この歌を聴くと学生時代の思い出がつまった部屋を離れるときの寂しさや名残惜しさを思い出してしまいます。
引越しで荷物を全て運び出した何も無い部屋で、半日ほど何をするでもなく寝転がってたりしました。
共感させられるいい歌詞だなと思ったら作詞は杏花包子さん。
ツボをついてくるなぁ。
ところで出だしのメロディを聴いたとき、なんだかQ;indiviの「Electronic Harmonique」を思い浮かべてしまいました。大好きな曲です。

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